少年野球コラム

ベネッセの広報誌『CATCH BALL(キャッチボール)』2016年春号レビュー【前編】大谷翔平選手の「夢をかなえる方法」

我が家の少年野球をやっている兄弟が、チームの関係者経由でベネッセの広報誌『CATCH BALL(キャッチボール)』2016年春号をいただいてきたのでレビューします。

※今回は前編と後編に分けてレビューします。後編はこちら

ベネッセの広報誌『CATCH BALL(キャッチボール)』とは?

この冊子は進研ゼミで有名な株式会社ベネッセコーポレーションが、進研ゼミ+(プラス)小学講座の広報誌として、公益財団法人全日本軟式野球連盟の協力のもと発行されている、6ページの冊子です。

この冊子の存在は知りませんでした。まあ、ぶっちゃけ、進研ゼミの会員獲得のためのツールですよね^^;

この号では、野球ノートの全員プレゼント企画がありますが、応募の際は子どもの情報を渡すことになるので、後でDMとか電話とかがあるかもしれません。

ただ、その情報を渡してでも野球ノートがほしかったので私は登録してしまいました。冊子の内容もとても良かったので、継続して読みたいと思ったほどです。

次より、詳細レビューをしていきます。

冊子の目次

  1. 日本球界のエースが明かす、夢をかなえる方法論 ~まず、一つだけでいい。具体的な『目標』を決めよう!~ 大谷翔平選手(北海道日本ハムファイターズ)
  2. メンタルトレーニングの第一人者 布施努先生が教える 子どもの力をグングン伸ばす 指導者・親の接し方
  3. 野球ノートを全員プレゼント!

【1】日本球界のエースが明かす、夢をかなえる方法論

特集は、大谷翔平選手(北海道日本ハムファイターズ)のインタビュー形式で展開される「夢をかなえる方法」について。

大谷選手によると、「目標設定」や「野球日誌」の大切さに気づき、しっかりと紙に書き始めたのは花巻東高校に入ってからとのこと。

書いた目標は、目に見えるところに貼っていたそうで、プロに入ってからも続けているそうです。

また、大谷選手は高校時代から「9マス×9マスの目標設定シート」に取り組んでいるとのこと。これは結構有名な話なので、ネットの記事とかでも話題になったことがあります。

これらのポイントとして、以下の2点が挙げられています。

  1. 書くことで頭が整理できる
  2. 「数字」と「期限」を具体的に入れる

(1)書くことで頭が整理できる

書くことによって何が変わるか」というインタビュアーの問いに対し、大谷選手は次のように答えています。

大谷選手

「頭が整理されます。無駄なことをやりたくないんです。

1回失敗したのであれば、同じ失敗を繰り返さないようにする。

そのために、今日やるべきテーマを決めて、それに対して、できたかできなかったかを自分で評価する。

ダメなところがあれば、次はこうやってみようと改善方法を考えてみます」

(2)「数字」と「期限」を具体的に入れる

大谷選手は小学5年生くらいに『高校3年生で150キロ以上投げたい』という目標を立てたそうです。

そこから逆算して『年間5キロずつ球速を上げる!』という目標に落とし込み、「数字」と「期限」を具体的にして実際に高校3年夏には161キロを記録し、目標を達成したのでした。

夢をかなえる方法論まとめ

大谷選手の「夢をかなえる方法論」とは、「目標を数字と期限で明確にし、紙に書く」ということですね。

また、「その書いた紙を目に見えるところに貼り、毎日見て、忘れないようにし、自分自身の目標を再確認し続ける」こととセットで行うことが、目標達成の秘訣ということです。

後編につづく

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