『少年野球で日本一強いチーム「和気軟式野球クラブ」のバッティング練習内容』でご紹介した、バッティング練習内容の一部を、うちの少年野球をやっている兄弟の自主練習に取り入れましたので、どのように取り入れているのか、どのような道具を使っているかなどをご紹介します。
練習場所
我が家の一室。冒頭の写真の部屋で、以前ご紹介した『我が家の自宅に構築! 家の中でできるトスバッティング練習場を公開!』の部屋になります。
取り入れた練習内容
和気軟式野球クラブのバッティング練習は、『少年野球で日本一強いチーム「和気軟式野球クラブ」のバッティング練習内容』でもご紹介している通り、次の4種類の打撃ローテーションメニューがあります。
- 片手テニス・ティー打撃
- 鉄棒ティー打撃(テニスボール)
- 木製バット・ティー打撃(ソフトボール)
- ケース打撃(またはフリー打撃)
【4】は実戦形式のバッティング練習のため、自主練習では取り入れづらいので、【4】は取り入れていません。
また、我が家の場合は室内でバッティング練習をしているので、【3】のソフトボールを扱うことが困難であるため、【3】も取り入れていません。
そのため、室内のティーバッティングでもできそうだった【1】と【2】を取り入れました。
バッティング練習の流れ
小学5年生の長男は朝5時30分に起きて、私と一緒に朝練(自主練習)をしています。(2016年当時)
朝練はまず室内でティーバッティングを20球×5セット=100球こなしてから、近所の公園でキャッチボールや投球練習、ノックをしています。
3年生の次男は、夜の20時30分より、私と夜練(自主練習)をしており、同じくティーバッティングを100球と「なげる~ん」という棒状の練習器具を使って、右と左、各50回ずつシャドーピッチングのような感じで、投げる練習をしています。
長男、次男ともに、20球×1セットを【1】の片手テニス・ティー打撃、もう20球×1セットを【2】の鉄棒ティー打撃(テニスボール)を取り入れることにしました。
ちなみに、残り20球×3セットは今までどおり、通常のバットでのティーバッティングです。
【1】片手テニス・ティー打撃
まず、うちの場合は20球×5セットのティーバッティングの内、1セット目の20球をこの片手テニス・ティー打撃をしています。
テニスラケットは所持していなかったため、こちらの楽天ショップで中古のテニスラケットを購入しました。
商品名は、
【中古 テニスラケット】ダンロップ ショットマーカー ジュニア 25DUNLOP SHOT MAKER JUNIOR 25(G0)【中古】(スポーツ/ラケット/硬式用/テニス用品/テニスラケット/ダンロップ/テニス用品/テニスサークル/通販/楽天) 05P26Mar16 05P08Apr16
価格:648円(税込、送料別)
というもの。
残念ながら売り切れてしまっていますが、このテニスラケットにした理由は、値段が648円(送料別で合計1,700円くらいになったのですが…)と安かったのと、これまで私はテニスの経験が全く無いのですが、長男に合うラケットの大きさや重さが分からず調べていたら、このページに「身長135cm前後のお子様におすすめですよ。」という一文があり、ちょうど長男の身長に近かったので、こちらに決めました。
こちらのショップは初の利用でしたが、サポートや梱包がすごく丁寧で、とても良いショップでした。
購入したテニスラケットの重さを量ったところ。284g(グラム)。

グリップが汚れていますが、購入当初はきれいでした。長男と次男はバッティンググローブを着用してバッティング練習をしているので、黒く汚れています。
練習は右バッターなら左手、左バッターなら右手の片手でテニスラケットを持ってボールを打ちます。重さ的には長男は問題ありませんが、3年生の次男にはちょっと重いようなので、両手で打つ練習にしています。(うちの兄弟は学年平均よりも小さく、力が無いタイプです)
こちらの写真はティーバッティングで使うバットとテニスラケットを並べたもの。

テニスラケットの長さは64cm。一番奥のバットはちょっと前に購入したasics(アシックス)のテックエースライト 78cm(540g平均)。5年生の長男が使っています。
その手前は、3年生の次男が使っているSSKのROBUST(ロバスト) CB Light 72cm(400g平均)。さらに手前の木製バットは、次の【2】の鉄棒ティー打撃(テニスボール)で使用しているバットですが、こちらについては後述します。
練習内容の詳細については【練習1】片手テニス・ティー打撃をご覧ください。
【2】鉄棒ティー打撃(テニスボール)
【1】片手テニス・ティー打撃を1セット、20球をこなして、次に、【2】鉄棒ティー打撃(テニスボール)を1セット、20球を打ちます。
細い鉄棒を使用する練習なのですが、ちょうどいい鉄棒が無かったので、子どもたちが幼稚園の時に買い与えて遊んでいた小さい木製バットを鉄棒代わりに使用しています。

長さはテニスラケットと同じ64cm。重さはなんと513gもあります。幼稚園でこれは重すぎ! よくこれで遊んでいたなと思います^^;

太さの比較。テックエースが直径6.9cm。木製バットが4.7cmくらいなので、2cmくらい細い感じですね。もっと細い方がいいとは思うのですが、まずは手持ちの道具でやっています。
ボールは室内なので、テニスボールではなく、ウレタンボールを使用しています。
ネットは以下を購入しました。
こちらも練習内容の詳細については【練習2】鉄棒ティー打撃(テニスボール)をご覧ください。
練習を取り入れてみた感想
(本記事の公開時は)この練習を取り入れてからまだ1ヶ月弱程度なのですが、昨日、今シーズン初の5年生以下の公式戦があり、長男がファーストに強い打球を打ち、強襲ヒットを打ちました^^v
3打席で1四球、2安打となかなかの成績でした。
うちの兄弟は力が弱いタイプなので、これまで強い打球を打つというのはなかなかありません。
長男は昨シーズン、カタリストのバットを使用しており、今シーズンはテックエースを使い始めたので、バットの性能の効果もあったかもしれませんが、【1】片手テニス・ティー打撃で理想の手首の使い方を練習し、【2】鉄棒ティー打撃でバットとボールの芯で打つ練習の効果もあったと思います。
まだ始まったばかりですが、続けることでますますバッティング技術の向上ができそうなので、とても楽しみです^^
しばらく練習して結果が出ましたら、また経過報告できればと思います。
ルジュ様
毎日朝晩ご苦労様です。
色んなメニューを取り入れて、子供が飽きずに練習出来るという事が何より一番大事ですから素晴らしい試みです。
私も暇なときがあれば色んな方の練習メニューをネットや雑誌で情報を仕入れ、実践しております。
これだけ毎日自宅で練習出来る子供は中々いません。
それと子供と一緒に練習して試合で成果が出る!これぞ醍醐味です!
ルジュさんのお子さんも試合で成果が出てきている様ですので、このまま続けていけばどんどん上手くなります。
子供の吸収力は日に日に増してきます。成果が出てくれば野球も楽しくなり上を目指すようになるはずです。
ルジュさんのブログを同世代の親御さんは楽しみにしておりますし、私も学童野球の経験上、何か気づきアドバイスができることがあればまたコメント残させていただきます。
日本一への道のり様
コメント、ありがとうございます!
内容を変化させると飽きづらくなるというのはありますよね。
うちの場合は、その時その時の課題を克服するための練習メニューを組んでやっています。
(この辺も後日記事にできればと思います)
おっしゃる通り、朝練を続けて実感したのは「継続は力なり」です。
おととしの5月から朝練を始めましたが、「継続は力なり」を目の当たりにしました。
私自身も子どもの成長から学んでいます。
お手間でなければ、またアドバイスなどありましたら、いつでもコメントいただけましたら幸いです。