4月に入り、小学校の入学、進学を期に少年野球チームに入団されている子も多いと思います。うちの息子たちが所属する少年野球チームでも小学4年生と5年生の子が入団しました^^
以前の記事『少年野球チームを辞めて別チームに移籍したら最高に幸せになった』でご紹介している通り、うちは最初に入団した少年野球チームを退団し、別のチームを探して、現在は移籍しています。
この経験から、100%とは言えませんが、かなり精度の高い「失敗しない少年野球チームの選び方」が分かりました。
これは野球以外のサッカーやバレーボール、バスケットボールなどのスポーツ少年団でも応用が効くと思います。
これから少年野球チームに入団しようかと考えているお子さんやお父さん、お母さんが、少しでもうちと同じような目に遭わないで、楽しく少年野球ができることを願い、この「失敗しない少年野球チームの選び方」をお伝えします。
少年野球チーム選びの失敗とは?
そもそもですが、少年野球チーム選びに失敗するとどうなるかを解説します。
一番の失敗は子どもが野球を嫌いになることです。
特に小学生の場合は、野球の技術向上ももちろん大切ですが、それ以前に野球が楽しくない、嫌いになる、というのは最悪で、今後の長い人生で野球で大成できたかもしれない可能性を潰されてしまいます。
うちも潰されかけましたが、何とか環境を変えることで脱出できました。
この辛さや苦労を痛いほど経験しているので、この記事をご覧いただいている方には、ぜひ楽しく野球ができるチームに入団してほしいと思います。
「失敗しない少年野球チームの選び方」の概要
それでは、まず概要からお伝えしますと、ポイントは4つあります。
- 小学校でやっているチームだけがチームではないという意識を持つ
- 体験練習に参加する
- 試合を見学する
- 直近2年間で退団した子がいないか調査する
次より、各々のポイントについて解説します。
【1】小学校でやっているチームだけがチームではないという意識を持つ
少年野球やサッカー、バレーボール、バスケットボールなどのスポーツ少年団は、大体が小学校のグラウンドや体育館を借りて活動しています。
少年野球の場合は、小学校で1チームの少年野球チームが活動していることが多いです。
そして、小学校に入学して野球をするとなったら、ほとんどがそのチームに入団します。なぜなら、それ以外の選択肢が分からないからです。
よくよく調べてみると近隣に少年野球ができるチームが複数存在していることがあり、チームによっては所属する小学校の制限が無い場合がありますので、実はチーム選びの選択肢が複数あるかもしれません。
ですので、小学校でやっているチームだけがチームではないんだ、という意識を持って、他に所属が可能なチームが無いかを調べましょう。
他にチームが無いかを調べる方法
他のチームを調べる方法ですが、次のようなルートが多いです。
- ママ友
- インターネット
- スーパーの掲示板
- バッティングセンターの掲示板
- スポーツショップの掲示板
近所のお店とかでも少年野球チームの張り紙や案内ポスターがあったりしますので、探してみてください。
【2】体験練習に参加する
大体どのチームでも、入団前に体験練習をさせてもらえますので、事前に問い合わせの上、体験練習に参加させてもらいましょう。
ここで、チームの雰囲気、監督やコーチ、所属している子どもたちの言動やお子さんとの相性を確認します。
ただ、体験の子がいる時だけ、チームの雰囲気がいい場合もあるので注意が必要です。
しかし、それでも体験練習は、最低限、チームのことを知るための基本事項なので、必ず体験練習には参加して、家に帰ったら、このチームでやっていけそうか、子どもと話しましょう。
【3】試合を見学する
チームの雰囲気は試合の時に本性が現れやすいです。
みんな真剣で、勝ちたい気持ちが強いので、試合中、監督、コーチから厳しいゲキも飛びます。
チームによっては試合の見学はしないように言われることもあります。
理由は、試合を見学すると、厳しさが際立って入団してくれなくなるかもしれない、と考えるからです。
また、試合は基本土日なので、平日の練習と違い、子どもたちのお父さんやお母さんが応援やお手伝いに参加していることが多くなるので、今後お付き合いできそうな感じかを確認することもできます。
【4】直近2年間で退団した子がいないか調査する
転校以外で退団している子がいるチームは何かトラブルを抱えている可能性が高いです。
これまでの経験から直近2年間で、転校以外で退団した子がいる場合は要注意です。
少年野球や他のスポーツ少年団でもそうですが、チームを退団するというのはよっぽどのことです。
転校以外では、そうそう簡単には退団しません。退団した子が複数いる場合は相当危険です。うちの子たちが最初に所属したチームは、うちの兄弟2人を含めて、2年間で7人の子が退団しています。
調査方法はちょっと難しいのですが、主にはママ友経由だと情報を入手しやすいです。退団した子に兄弟がいれば、自分の子どもとその子の兄弟が同じ学年だったり、近い学年だったら話す機会を作れるかもしれません。
もしくは同じ学年で、まだチームに所属している子のお母さんと話してみるのもアリです。退団している子がいるチームは、退団していない子たちや親も本当は辞めたいと思っている可能性があります。そのような場合は、ある程度本音で話してくれるかもしれません。
まとめ
これらの4つのポイント通りに調査できれば、かなりの確率で少年野球チーム選びには失敗しないと思います。
うちの場合は、【1】の意識はもともとなく、何の疑問を持たずに小学校で活動していた少年野球チームに入団し、退団後、【4】の調査はできませんでした。
【4】はできませんでした、というよりはしておらず、チーム移籍後に思いついたポイントです。
これから少年野球チームに入団を検討しているお子さんやお父さん、お母さんが楽しく野球ができることを、心より祈っています。
初めまして~同じような境遇のポンコツおっさんです。
新しいチームでよかったですね ホントに。
子供たちに対し、罵倒・怒号するコーチ若しくは監督って類?は何処でもある程度いますよねぇ。
おおいなる勘違いしている輩で、指導力の無さだけでなく、人間性にも問題ありあり…で、ネガティブ+個人攻撃にしかならない故、子供たちにとっては災難の極みです。(親御さんにもですが)
このようなポンコツ指導者が子供たちに対して、“肩が弱い”“足が遅い”“ヘタクソのくせに”“どーせ打てない”等々声を荒らげ、子供たちの希望の芽を摘むようなことを平気で言っているのはホントに度し難いです。
指導者失格という以前に、人間失格ですよね。
あと、親御さんがたの仲がよくない場合、まぁウチのチームで数年前に実際にあったんですが、お母さん方の派閥争いの醜いことったら~酷いもんでした。 傍で見ていて呆れいましたが、男性同士ではあまりないようにおもいます‥。
さて、札幌もいよいよ少年野球のシーズンとなり楽しみです、何やらおかしな天候ですが‥。
SS様
こちらこそ初めまして! コメントいただき、ありがとうございます!
同じような境遇とのこと。。心中お察しいたします。
おっしゃる内容全てが、本当によく分かります。。
なかなか人は変わらないと思いますので、なんで自分たちが面倒なことをしなければならないのかという思いでいっぱいにはなりますが、環境を変えるしかないかもしれませんね。
うちの場合は本当にラッキーでした。
チームの関係者全てが良い人ばかりで、素敵な出会いがたくさんありました。
退団、チーム探し、移籍のために「労力、時間、お金」を使うことになってしまいましたが、それだけのものはあったと思います。
10歳前後はゴールデンエイジと呼ばれ、子どもが成長しやすい時期らしいので、貴重な時期をムダにしないためにも、どうしても今の環境は子どもにとってマイナスになりそうだと判断した場合は、思い切って行動することを検討してみてもいいかもしれません。
ルジュ様
ん~~~~親にとっては興味深いタイトルですね(笑)
子供に習い事をさせる永遠のテーマみたいな?
自分で、このチームが好きだから、このチームに入りたい!強くなりたい!
か、友達がいるから一緒にしようか、、、、もしくは、親のゴリ押しで無理やりさせる、、、、
まあ、考えると色々入口はありますね。
うちの在籍したチームは体験に来たところでよそ行きの、とりあえず入ってみたら良い事あるよ!
みたいな勧誘の仕方はなかったかと思います。
現に私の知り合いは、練習見に来て監督さんが子供たちを叱っているの見て怖くなって違うチーム
入りましたからね(笑)マジですよ。
最近の子供は、家庭や学校でも怒られることがないので免疫力低いですよね。
ママ友とかの情報も確かに有力ですよね!
しかし意外に要らない情報も多いような気もします。
噂話や誇張した話、多分そのほうが面白く聞こえますからね(笑)
うちのチームは厳しかったので、ほんと滅茶苦茶な噂があったりしましたんで人集めに苦労しました(笑)
フラットな考えを持っていらっしゃる方で、現にそのチームに所属して善し悪しをキチンとアドバイス
してくれる人か?メリットばかりアピールするのではなく、デメリットをしっかり教えてくれる方!
決してデメリットではありませんが、世間一般にデメリットと思われるイメージ(例)
練習が厳しい=野球が上手くなる!チームメイトとの助け合い。協調性。
休みがない=子供と一緒に野球ができる!家にいても子供と関わる時間なんてそんなに無いですよ。
お茶当番がある=ママ友が増える!うちのチームはお茶当番でないお母さん方もいつもお手伝いしてましたよ!
と考えられるか?(超簡単にまとめましたが、意味合いは大体分かりますよね?)
そのくらいの事をしっかり教えてくれる人がチーム関係者にいらっしゃれば最高なんですがね(笑)
ほんと、うちのチーム皆家族でしたから。何一つ苦だと思いませんでした。
監督コーチに大事な子供を預けるわけですから、真剣に選んであげないといけませんから
今回のルジュさんの記事は本当に為になると思いますよ!
経験者は語る!ですね(笑)ルジュさん!
日本一への道のり様
長文のコメント、ありがとうございます!
日本一への道のりさんのおっしゃることもよく分かります。
私は厳しい指導そのものについては何とも思っていないタイプです。
ただ、その中でも愛情が子どもたちに伝わるかどうかだと思います。
愛情が全く伝わらない中での厳しい指導は、ちょっと違うものを感じますね。
親の立場になって、経験してみて初めて分かることがたくさんあり、
先にコメントいただいたSSさんや日本一への道のりさんからの
コメントで心が軽くなったというか、励みになりました (つД`)・゚・
本当にありがとうございます。