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久保田スラッガー(軟式少年用グローブ)KSN-J4(旧KSG-J4)購入レビューと感想

少年野球をやっている長男が小学4年生の時に誕生日プレゼントとして「久保田スラッガーのグラブ(グローブ) KSN-J4」を購入しましたので、詳細レビューや使用感などをご紹介します。
(当時購入したのは、「KSG-J4」でしたが、国産であったKSGの品番は無くなりました。「KSN」は海外生産の品番です)

▼ 久保田スラッガー KSN-J4(旧KSG-J4)
 ※ミツトミスポーツさん、サイトがメンテになっていることがあったのでリンク先を変更しました

【湯もみ型付け込み/代引、後払い不可 】 久保田スラッガー 少年野球 グローブ 少年軟式グローブ オールラウンド 内野 投手 ピッチャー 外野手用 KSN-J4 オレンジ LH(右投げ)
久保田スラッガー

購入の背景

購入時、4年生の長男は、2年生のシーズン終了後の11月から、4年生のシーズン終了後の11月まで使っていたグローブがありましたが、小さく感じてきたため、新調することを決めました。

それまで使っていたグローブは、フィールドフォース社という(当時は)あまり有名ではないメーカーのグローブを使っていました。

このグローブについてはまた別途記事にしたいと思うのですが、皮の質やグローブの型がとても素晴らしいグローブで、そのメーカーの大きいサイズにしたかったのですが、出来合いのグローブの販売は終了しており、「イージーオーダー」のみとなっていました。

そのグローブは、もともと9,000円ぐらいで購入したのですが、イージーオーダーだと税込みで15,000円を超える価格となってしまい、価格が高くなってしまったというのと、オーダーするほどこだわってないという理由からフィールドフォース社製のグローブは断念しました。

ちなみに、我が家の室内バッティング練習用のネットもフィールドフォース社製で、このメーカーは気に入っているメーカーのひとつです。

なぜ「久保田スラッガー」を選んだのか

前述のように、長男はこれまでフィールドフォース社という、あまり一般的なメーカーではない会社のグローブを使ってきました。

長男が所属する少年野球チームの子たちのグローブを見ても、大体、ミズノ、アシックス、SSK、ナイキが多いです。

有名メーカーのグローブも質は良いと思うのですが、個人的に「みんなと同じは面白くない」「ひとりだけしかない個性」というものに惹かれてしまうタイプなので^^; まわりの子たちが使っていないメーカーで、質の良さそう、という条件で見回すと、「久保田スラッガー」が頭に浮かんできました。

久保田スラッガーは、以前うちの子たちが所属していた少年野球チームでプロ野球選手を目指していた子の野球に熱心なお父さんから「久保田スラッガーを使っていること」「近所ではなかなか売っておらず、ごく一部のスポーツ店でしか扱っていない」ことを聞いていました。

プロを目指している子が使っているなら、グローブの質は良さそうですし、近所のスポーツ店では売っていないという希少性が気になり、ネットで調べ、楽天で購入するに至りました。

どのような点で久保田スラッガーを選択したのかを詳しく解説します。

プロ野球選手も使用している

以前から、久保田スラッガーは、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志選手が使っていたというのは知っていました。

個性を重んじるw新庄が使っていたというのは、同じく「みんなと同じは嫌だ」的な私には気になる点でしたw

他に誰が使っているんだろうと思い、調べてみると結構、久保田スラッガー愛用者がいるんですね。

久保田スラッガーを使っている現役のプロ野球選手

有名な選手を中心にご紹介すると以下の選手になりますが、他にもいます。

  • 読売ジャイアンツ:片岡治大
  • 阪神タイガース:鳥谷敬、大和、西岡剛
  • 北海道日本ハムファイターズ:中島卓也、杉谷拳士
  • 福岡ソフトバンクホークス:今宮健太(練習のみ)
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス:松井稼頭央
  • サンフランシスコジャイアンツ:青木宣親

引退された選手で久保田スラッガーを使っていた有名な選手としては、新庄選手以外では次の選手になります(こちらも、他にもいます)。

  • 阪神タイガース:江本孟紀、金本知憲
  • 横浜DeNAベイスターズ:鈴木尚典、中村紀洋
  • 福岡ダイエーホークス:門田博光、石毛宏典
  • 西武ライオンズ:野村克也、江藤智

そうそうたる方々が久保田スラッガーを使っている、または使っていたというのは、信用という意味で後押しになったのは間違いありません。

個人的には野村元監督に共感していることが多いので、野村元監督が使っていたというのもポイントが高かったです。

グローブの「型」が信頼できそう

新庄選手や野村元監督が使っていたという信頼性のほかに、私がグローブで気になっていた点は「グローブの型」です。

グローブによって型が同じにならない!

次男は購入時、2年生でしたが、1年生の冬にグローブを新調しました。それまで本当に手の小さい子用のグローブを使っていたのですが、グローブの扱いが思ったよりも早く上達したので、すこし大きいかなと思うくらいのサイズを購入しました。

そのグローブは有名メーカーのグローブだったのですが、グローブの外側が合皮、内側が本皮というもので、定価で7~8,000円のものがセールで5,000円くらいで買ったものでした。

長男のグローブと同じように、私が定期的にグローブの型を作り、型が崩れないような管理もしていたのですが、次男に買ったグローブがどうにも、手のひら部分が盛り上がるんです。

手のひらのところが盛り上がる、というのはボールをキャッチした際に「はじき」やすくなるということなので、グローブの型としてはマズいわけです。

私自身のローリングスの12,000円くらいのグローブでも同じような型付けをしていたのですが、手のひら部分が盛り上がるというのは無かったので、やはりグローブの質が型と関係しているのではないかと思います。

もう少しストレートに言うと、やはり安物はダメなんだなあという感じがしました。

久保田スラッガーは「湯もみ型付け」の元祖

新品の硬いグローブを早く使用するための型付け方法として、「湯もみ型付け」というのがあります。

これは、グローブを40℃程度のお湯に浸けて型付けをするというものなのですが、この斬新な型付け方法を生み出した元祖のメーカーが久保田スラッガーなんですね。

地元のあるバッティングセンターでも、この「湯もみ型付け」をしてくれるサービスをしていますが、少年用のグローブで3,000円、大人用で4,000円とまあまあの金額です。

しかし、そのバッティングセンターで「湯もみ型付け」をする前と後のグローブがあるので見たことがあったのですが、いい感じで柔らかくなっていたので価値は感じていました。

新品のグローブはかなり硬いので、相当なじませないと練習もままなりませんし、まして、試合には全然使えません。

私が購入したショップでは、この「湯もみ型付け」が無料なので、これは相当のプラスポイントでした^^

それでは、前置きが長くなりましたが、実際のグローブの状況や使用感をレビューします!

久保田スラッガー KSN-J4(旧KSG-J4)はこんな感じです

息子が狂喜乱舞するグローブ「かっこいいー!」

久保田スラッガー KSG-J4 箱と袋

箱を開けた瞬間、久保田スラッガーのグローブを見た息子が「かっこいいー!」と狂気乱舞。とても気に入ってくれました^^v

私から見てもデザインが格好いいです^^

色は「オレンジ」「ブラック」「Fオレンジ」の中から「オレンジ」を購入したのですが、思っていたよりも濃いオレンジでした。紐の色も本体よりもさらに蛍光っぽい濃いオレンジです。

この色のグローブはあまり見かけないので、少年野球チームの中でもかなり目立っていて、うちの子がすぐに分かります。

なお、久保田スラッガーのラベル(ロゴマーク)が星マークになっています。昔は上の写真の袋にあるような「ホーンマーク」だったのですが、2011年ごろから変わったようです。

うちの子はこの星マークのロゴに反応していたwので、子ども受けが良さそうです。

また、質感も匂いも最高ですよ! 質感は若干スウェードっぽい、いかにも高級そうな肌触り。香りは表現しづらいのですが、他のグローブではあまり嗅ぐことのできない、プロフェッショナルな香りwがします。

手の小さい大人でも使えそうなサイズ

次にグローブの大きさですが、まあまあ大きめの印象です。

手が小さい大人なら、大人でも使えるかもしれないと思えるようなサイズ。ただ、手を入れた時に私は場合は、手のひらが全てグローブに入らないので、この辺はやはり少年向けと言えます。
(私の身長は170cmで、手も特別大きいという感じではありません)

以下は、左から私の大人用のローリングスのグローブと、今回購入した久保田スラッガー KSN-J4(旧KSG-J4)、これまで長男が使っていたフィールドフォースのグローブの大きさを比較した写真です。

ローリングス、久保田スラッガー KSG-J4、フィールドフォースのグローブ 横並び ローリングス、久保田スラッガー KSG-J4、フィールドフォースのグローブ 並べて上から撮影 ローリングス、久保田スラッガー KSG-J4、フィールドフォースのグローブ 内側に並べて撮影 ローリングス、久保田スラッガー KSG-J4、フィールドフォースのグローブ 立てて並べた

久保田スラッガー KSN-J4(旧KSG-J4)は、オールラウンド(オールポジション)用なのですが、内野手でしたら、6年生の卒業まで使える大きさだと思いますね。
(その後、長男は中学硬式野球に進みましたが、中1秋まで使用しています)

写真では久保田スラッガーは買ったばかりなので、広がって見える感じですが、使い込むうちに、もう少しシャープな面持ちになると思います。

使用感は最高! 届いた日にキャッチボール、練習も可能

次に使用感のレビューですが、実際に使っている息子の意見や私も手を入れてみての感想です。

ベタな表現ですが、「これは本当に最高の使用感」ですね!

手を入れた瞬間に、手とグローブのなじみ感がハンパないです!

届いてすぐ、キャッチボールや練習をしてました。さすがにいきなり試合は感覚を慣らすまでは難しいとは思いますが、キャッチボールや練習は全然いけます。

息子とキャッチボールやノックなどをしていましたが、ショートバウンドもバンバン捕ってました^^v すぐに慣れてましたね。

ただ、要注意なのは、私が購入したミツトミスポーツさんの「湯もみ型付け」「手入れ口紐逆巻き」「土手紐抜き」「手口バンドかぶせ止め」があってこそだと思います。

久保田スラッガーでも、どこで買っても一緒ではないと思いますので、ご注意ください。

私が購入した楽天のミツトミスポーツさんを選んだ理由

今回、久保田スラッガー KSN-J4(旧KSG-J4)を購入するにあたり、どこで買うかを検討し、楽天のミツトミスポーツさんで購入しました。

※amazonでは、ミツトミスポーツさんは出店していないようです。

前述の通り、「湯もみ型付け」「手入れ口紐逆巻き」「土手紐抜き」「手口バンドかぶせ止め」というグローブを使いやすくしてくれるサービスが全て無料なのと、技術力が高そうという点が決め手でした。これらについて解説します。

「湯もみ型付け」は久保田スラッガーで修行した職人が型付け

前述の通り、「湯もみ型付け」は久保田スラッガーが元祖で、開発者は江頭重利氏。

ミツトミスポーツの職人さんはその久保田スラッガーで修行し、開発者の江頭氏直伝の型付けとのこと。

これはもう技術力は期待ですよね! 私の息子がこれまで使っていたグローブは私が型付けをしていたのですが、プロフェッショナルの職人が付けたグローブの型というものにも興味がありました。

これが無料となので、かなりポイント高かったです。

前述の通り、近場のバッティングセンターでも有料の「湯もみ型付け」サービスがありますが、少年用で3,000円ですからね。これが久保田スラッガーで修行した職人の型付け、かつ、無料なのはデカいです。

型付けは、驚くほどのフィット感を体感しましたよ! プロの型付けはやっぱり違いますね~

「手入れ口紐逆巻き」でグローブのポケットが広くなる

「手入れ口紐逆巻き」というのは、グローブの手を入れるところ紐を通常とは逆向きで巻くことです。

「通常巻き」は、グローブが閉じる方向に力が働いていますが、逆巻きにすることにより開き気味になることから、グローブの中心部に捕球のための「ポケット」を作りやすくなり、また、ポケットが広くなり、しっかりとキャッチしやすくなるんですね。

グローブの「手入れ口紐逆巻き」と「通常巻き」 比較写真

上の写真は、「通常巻き」と「手入れ口紐逆巻き」の比較写真です。

左のグローブが「通常巻き」で右側に向いているのが分かると思いますが、「手入れ口紐逆巻き」は左向きになっていますね。

右向きだとグローブが閉まる方向なので、逆に巻くと開き気味になるということです。

グローブの紐を自分で巻き直すというのは、できなくはないですが、ちょっと難しいですし、慣れが必要です。これもプロが無料やってくれるというはありがたいサービスです。

「土手紐抜き」で土手が柔らかくなり、ボールが土手に当たってもハジきづらくなる!

「土手紐抜き」はその名の通り、土手部分の紐を抜くことで、土手部分を柔らかくしてグローブを使いやすくするためと、土手にボールが当たってもハジきづらくする目的があります。

グローブの「土手紐抜き」と「通常」 比較写真

上の写真は、土手に紐がある「通常」のグローブと「土手紐抜き」の比較写真です。

左のグローブには土手部分に紐があるのが分かると思いますが、「土手紐抜き」は紐が無いのがお分かりいただけると思います。

私のローリングスのグローブにはここの土手部分の紐があるのですが、この久保田スラッガーの「土手紐抜き」グローブと比較すると柔らかさが全然違いますね。

「土手紐抜き」の方が断然グローブを閉じやすいので、キャッチ力はかなりアップしますね^^

「手口バンドかぶせ止め」でグローブ操作力の向上とハジきづらくなる!

「手口バンドかぶせ止め」は、グローブに手を入れるところの手の甲の上の部分を「手口バンド」と言いますが、通常は手口バンドをグローブの内側に入れて止めるところを、「外側にかぶせるようにして止める」というものです。

グローブの「手口バンドかぶせ止め」と「通常」 比較写真

上の写真にある、両サイドのグローブは手口バンドが「通常」で、真ん中の久保田スラッガーのグローブが「手口バンドかぶせ止め」になっているのがお分かりになるかと思います。

手口バンドをかぶせ止めにすることにより、特に握力が弱い小学生にとってはグローブが閉じづらいものですが、小指が動かしやすくなることで、グローブの操作がしやすくなります

また、ポケットも深くなり、ボールをハジきにくくなります

今のところ、グローブは「久保田スラッガー」を「ミツトミスポーツさん」から購入する以外に選択肢はありません

今回のグローブ購入は本当に良かったです!

購入したのは2015年の12月で、師走の忙しい時期でもあるため、納品されるのも1週間以上かかるかと思っていましたが、たまたま職人さんに空きがあったのか、注文1週間以内に届きました。

同じ久保田スラッガーのグローブでも、「湯もみ型付け」「手入れ口紐逆巻き」「土手紐抜き」「手口バンドかぶせ止め」をしてくれるショップとは限らないので、久保田スラッガーを購入する際にはこの点を確認した方がいいです。

また、ネットでグローブを買うということに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

私は、私自身のグローブも楽天で買っていますが、ネットでは直接、手に触れて確認できないデメリットがある反面、近場で気に入ったグローブが無い場合に妥協して買うよりも、良さそうなグローブをネットで買う方にメリットを感じて、ネットで購入しています。

今のところは、今後グローブを買う際には、ミツトミスポーツさんで、久保田スラッガーのシリーズを購入したいと考えています。

▼ 久保田スラッガー KSN-J4(旧KSG-J4)
 ※ミツトミスポーツさん、サイトがメンテになっていることがあったのでリンク先を変更しました

【湯もみ型付け込み/代引、後払い不可 】 久保田スラッガー 少年野球 グローブ 少年軟式グローブ オールラウンド 内野 投手 ピッチャー 外野手用 KSN-J4 オレンジ LH(右投げ)
久保田スラッガー

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