iタウンページから会社名や住所、電話番号データを取得し、ダウンロードする方法をご紹介します!
取得したデータはエクセルでも使えますし、CSVに変換して利用が可能です。
タウンページ検索『賢早(けんさ)くん』をダウンロード
iタウンページのデータをダウンロードするには、フリーソフトや有料のソフトを使ったり、有料の業者に依頼する、という主に3つの選択肢があります。
今回は無料で利用できる中から、自分で使ってみて出来たものをご紹介します。
フリーソフトの中でも、専用のツールとして作られたものと、今回ご紹介するエクセルのマクロ、VBAを使ったものに大別できますが、たまたまフリーソフトだとWindows7環境だと動作しなかったため、エクセルを使ったものになります。
プログラム名は『賢早(けんさ)くん』。iタウンページをエクセルを使ってダウンロードできます。
▼『賢早くん』のサポートページ
▼上記のページを少し下にスクロールして、「最新バージョン」から「Excel版ダウンロード」ボタンをクリック
Kingsoft Spreadsheets 2013 VBA対応版にも対応。ただし、Kingsoft Spreadsheets 2010 ではKingsoft版が必要。
▼ダウンロードすると圧縮されているので、解凍し、フォルダを開いたところ
- readme.txt ⇒ プログラムの説明
- 賢早くんR.xls ⇒ プログラム本体。エクセルで利用
- 賢早くんRマニュアル.pdf ⇒ プログラムの詳細な使い方
の3ファイルがあります。PDFでの使い方が添付されているので分かりやすいです。
Windows7+Excel 2010、Windows XP+Excel 2003で動作確認済み
上記の2つの環境で動作テストをし、問題なくダウンロードまでできることを確認しました。
公式な動作環境は以下となっています。
- OS:Windows 2000、XP、Vista、7、8、8.1
- Excel:2000、2003、2007、2010、2013
iタウンページからデータを取得し、ダウンロードしてみた
▼まず「賢早くんR.xls」をダブルクリックすると、エクセルが立ち上がります。
▼メニュー画面
▼エクセルの「キーワード検索」シートに、例として、「業種検索」には“ラーメン店”、「地域」には“北海道”を入力し、右下の「検索開始」ボタンをクリック
▼別シートで「検索結果」シートが自動で生成され、iタウンページからデータが取得されました!
取得したデータには以下の項目があります。
- No.
- キーワード検索
- 地域
- 件数
- 会社名
- 郵便番号
- 住所
- 電子メール
- URL
- コメント
- 電話番号 1
- FAX番号 1
あとは、希望するデータに応じて、オプション項目を設定するだけで、縦横無尽にデータが取得できます!
元がエクセルデータなので、CSVに変換するのも楽勝ですね^^
詳細な設定方法は同梱されている「賢早くんRマニュアル.pdf」をご参照ください。
iタウンページの注意事項をいくつか
取得したデータはiタウンページの利用規約で二次利用が禁止されています。
自社のマーケティング等で利用する分には問題ありませんが、取得したデータを加工してサイトに公開したり、販売するのは規約違反になりますのでご注意ください。
なお、iタウンページのデータは販売されておらず、商用利用の二次利用をする手段は基本ありません。
自社の営業として、市場調査やテレアポ、DMリストとしての活用でしたら問題ないと思いますが、不安がある場合やどうしても二次利用したい場合は運営元のNTTタウンページ株式会社さんまで問い合わせしたほうが良いと思います。
正しく有効活用して、ビジネスにお役立てください!