ピッチング

ピッチャーの心を強くする方法。田中将大「気持ちを強く持つ」

ピッチャーをしていれば多少なりとも、ピンチは訪れるものですよね。その時にいかに崩れないで日ごろのピッチングができるかが、良いピッチャーと悪いピッチャーの分かれ道。

2013年1月に放送されていたNHKのテレビ番組『おしえて田中将大選手!』で、マー君こと田中将大投手がとても参考になることを話されていました。

一言で言うと、「気持ちを強く持つ」ということなのですが、「それができないから困ってるんだよね~」という方もいらっしゃるかもしれません。

一体、気持ちを強く持てるようになるには、どうすればいいのでしょうか?

今回は、ピッチャーの心を強くする方法をご紹介します。

質問 「ピンチの時は何を考えて投げていますか?」

これは、番組内での野球少年の質問内容です。

それに対するマー君の答えはこうでした。

「気持ちを強く持つ。

ピンチになったり、勝負どころの場面になったら、自分にそう言い聞かせている。

自分たちも勝ちたい、相手のチームも勝ちたい。

それでピッチャーがボールを投げなければゲームは動かない。

そのピッチャーが気持ちで相手に負けていれば、勝負は決まっているのかな、と。」

とにかく気持ちが大事、とマー君は言います。

田中将大投手のグラブには『氣持ち』の文字の刺繍があります。

番組でも紹介されていましたが、マー君のグラブには『氣持ち』と刺繍されています。

これは野球、ピッチングをする際に必ずグラブを付けるので、『氣持ち』の刺繍が確実に目に入り、脳に刷り込ませているのだと思います。

手のひらに『氣持ち』がある、というのも無意識の意識としてマー君の心の奥底に染み付いているのでしょう。

『氣持ち』の『氣』が通常の「気」ではなく、難しい『氣』を使っているあたりも特別な強い意志を感じます。

起こってしまったピンチという事態に対して、確実に自分で出来ることと言えば気持ちの持ち方しかないですよね。

強い気持ちを持つためにはどうすればいいのか?

それではマー君みたいに強い気持ちを持つようにするためには、一体どうすれば良いのでしょうか?

いや、マー君も強い気持ちを常に持てなかったからこそ、グラブに『氣持ち』と刺繍し、常に意識することで、強い気持ちを持てるように工夫しているのかもしれません。

野球とは直接関係が無いのですが、斎藤一人さんという大商人の教えで、気持ちを強く持つために、「強気、強気、強気…」と反復する、というのがあります。

私も気持ちを強く持つために、毎日10回は「強気、強気、強気…」と心の中で言う、というのを継続して実践しています。

マー君の『氣持ち』の刺繍や、斎藤一人さんの「強気の反復」から見えてくる、常に、または、ここぞという時に強い気持ちが出せるようになるための本質は、「日々強い気持ちに対する意識付け」ではないかと思われます。

常に速い球を投げるために、いいコントロールでボールを投げるために、日々ピッチング練習をしますよね。

ピッチャーによっては、走りこみをしたり、ウェイトトレーニングをして身体を鍛えたりもしていることでしょう。

これらと同じように、常に強い気持ちを持てるように、ピッチャーでピンチになってしまった際、強い気持ちを出せるようにするために、「日々の強い気持ちに対する意識付けの習慣化が必要ではないか」ということです。

ピッチャーでも、野球でも何でも、練習でできないこと、練習していないことを試合や本番でできるはずがないですよね。

うちの息子たちも来シーズン以降、ピッチャーをすることになるかもしれない可能性が出てきたので、強い気持ちを持つための意識付けを習慣化していきたいと思います。

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