西武ライオンズの“おかわりくん”こと中村剛也選手による「低め打ちのコツ」を、うちの小学4年生に教えたら、たった1日でガンガン低めの球を打てるようになったので、その模様をお伝えします!
最近低めの球を避けてるなあ
(本記事公開時)少年野球チームで左バッターとして日々練習に励む4年生の息子がいます。
試合で低めのボールをセンター前にヒットを打ったこともありますが、なんだかここ最近は低めに手を出さないことが多く、気になっていました。
いいピッチャーになってくると、低めの打ちづらい球を投げてくることが多く、対応できなければ完全に不利な状況となってしまいます。
そんな中、たまたま2015年9月27日(日)にテレビ朝日系で放映された「GET SPORTS」という番組の『前田智徳の野球塾』というコーナーで、西武ライオンズの中村剛也選手による“ホームラン量産の極意”というテーマの回があったのでした。
中村選手といえばホームラン王ですが、低め打ちが好きで、得意とのこと。
低めをホームランにできることが強みということでしたが、塾長の元広島カープ、前田智徳さんもおっしゃっていたとおり、ホームランにできなくても、低めをヒットにできれば少年野球ならなおのことそれだけで全然OKですよね。
その“野球塾”では、中村さんによる低め打ちのコツや練習法が紹介されていたので、やってみました。
低め打ちのコツは、投手側の足のひざをやわらかく使うこと
まず、中村選手による、低め打ちのコツが紹介されていましたが、スイング時に投手側の足、右バッターなら、左足、左バッターなら右足のひざを打撃の際につっぱらず、適度なゆとりを持って打つのがコツとのこと。
軽くひざを曲げてバッティングすることで、バットの低いスイング軌道でも腰を水平に回せる、ということでした。
練習方法は、スタンスを広めにし、体重移動を過度にさせずにその場で腰を回す
前田塾長が練習方法も紹介していましたので、ポイントをまとめますと、
- スタンスを広め、通常のバッティング時にステップしたくらいにする
- 前に突っ込まないようにしながら、体重移動を過度にさせない
- その場で腰を回す
ということを意識しながらトスバッティングを繰り返します。
テレ朝の三上アナウンサーが実際に練習していましたが、右バッターだったので、投手側の左足を柔らかく使おうと、そこを意識をしすぎて、前に突っ込んでいました。
前述のポイントを意識して再挑戦すると、どっしりと足腰が安定し、低め打ちがあっという間に上手くなっていました!
息子にも低め打ちの練習をさせてみた結果
まず、今回の野球塾の模様を録画していたので、見せました。
毎朝、朝練でトスバッティングをしているので、前述の低め打ちの練習方法を取り入れながら、いつも通り、合計100球のトスバッティングをこなしました。
最初、10~20球くらいは感覚が掴めず、ぎこちなかったのですが、少しずつ慣れていき、まあまあ低め打ちができるようになったかな? という程度にはなっていました。
その夜、バッティングセンターに行ってみましたが、低めのボールをバンバン打てるようになっていました!
しかも打球が鋭くなっています。
以前、バッティングセンターでの低めのボールが「低すぎて打てない」とか言い訳していた息子でしたが、その日はバンバン打っていたので、やはり息子の技術力の問題だったようです^^;
たった1日でこんなにも上達するなんて私もビックリで、本当に嬉しいです^^
低め打ちのコツってやっぱりあるんですね~
ちょっとしたコツをつかんだだけで、ドバーンとレベルアップする瞬間ってたまにあるのですが、まさにコレ。
西武の中村選手や番組の放送に関わっていた全ての関係者に感謝します!
ありがとうございます!
息子の次の試合が楽しみです!