バッティング

少年野球でボールがバットに当たらない、たった一つの理由とは?

少年野球でボールがバットに当たらない!!とお嘆きの親御さんに、今年になってヒットを打てるようになってきた我が家の息子の経験をお伝えします!

いきなり結論! ボールがバットに当たらない、最大の理由はこれ!

正確に言うと、ボールがバットに当たらない理由はお子さんによっていろいろあるかもしれない…と身もふたも無い、逃げ道(^^;)を残しつつ、こっそりといきなり結論を申します。

ボールがバットに当たらない最大の理由…

それは、

「ボールがバットに当たる瞬間を見ていない!!」

これに尽きると、私の中では結論づけました!

全然ボールにバットを当てることができない子、なかなかヒットを打てない子をよ~く観察していますと、ピッチャーがボールを投げて、ボールが来ている途中まではもちろん球を見ているのですが、手元までボールが来たときに、どうも前方を見ているようです。

キャッチボールならこんなことありえないですよね。

キャッチボールの場合だと、相手がボールを投げて、球が向かってきたら、グローブにボールが入ってキャッチするまで見ますよね?

これ、バッティングの時はどうですか?

ボールとバットが当たる、その瞬間を見ていますか?

野球技術の向上のためには、ビデオ撮影がかなり役立つということを書きましたが、お子さんがボールを打つ瞬間を撮影してみると分かると思います。

キャッチボールならグローブにボールが入る瞬間を見るはずなのに、バッティングになった途端、ボールがバットに当たる瞬間を見ないというのは、本当、盲点というか不思議な習性です。

我が家の息子の場合はどうだったか?

現在、長男が小学4年生の時、5年生以下の試合で、1試合で1本くらいの割合でヒットが打てるようになりました。

おそらく打率的には3割くらいにはなっていると思います。

それまでの状況がどうだったのかというと、3年生の際は、4年生以下の試合で、ほとんどヒットらしいヒットは打てない状況でした。

シーズン終盤で、少しずつ打てるようになってきたか、というところでしたが、そもそも大して打てなかったというのと、たまたま少し足が速かったこともあり、シーズン終了後に右バッターから左バッターに転向し、練習を積み重ねたのでした。

そして、ヒットが打てるようになってきたのです!

左バッターに転向した際については以下をご覧ください。

» 少年野球で右投げ左打ちに転向! 左打ちのメリットや有利な点は?
» 少年野球で左打ちに転向直後の練習メニュー事例

長男は右利きの右投げ、右打ちで、それまで左打ちは一切したことが無く、全くのゼロからのスタートです。

そのような状況から約7ヶ月の練習で、ヒットが打てるようになってきたコツ、練習法を以下にご紹介させていただきます。

ボールをバットに当てるためのコツ、練習法

繰り返しになりますが、とにかくバットとボールが当たる瞬間を見るというのがコツです。

そのための練習法は我が家では、自宅の中でトスバッティングをできる部屋を構築し、トスの際には、

当たる瞬間を見ろ!

と何度も何度も何度も、口を酸っぱくしてトスをし続けました。

当然息子にも、

バットとボールが当たる瞬間を見てるか? 見えてる?

何度も何度も確認しながら、黙々とトスバッティングを繰り返しました。

毎朝、20球の5セット、合計100球です。

繰り返し繰り返し、これを7ヶ月、合計約16,000球くらいのトスバッティングをして、シーズンを迎えた時、少しずつヒットが打てるようになってきたのです…

それは今も継続していて、毎朝100球のトスバッティングをしています。

このコツと練習法は、残念ながら長男が3年生の時は分かりませんでした。

なので、長男が3年生の時は、このような練習をしていません。だから大して打てなかったのだと思います。

もし、3年生の時からこのことを認識して練習を積んでいればと思うと、本当に残念でなりません。。

左バッターに転向する、という時に、ちょうど去年の10月頃、外はもう寒くて外での練習ができなくなってくる、という環境もあり、室内での練習ができないかと思案し、トスバッティングならできそう、という偶然性もありました。

ちょうどいいタイミングで、「当たる瞬間を見る必要性」に気づいたというか認識した時期でもあり、トスバッティングで、ボールがバットに当たる瞬間を見る練習ができたのでした。

他にもバッティングのコツや注意点はありますが、最大のポイントは「当たる瞬間を見れているか」に尽きると思います。

ぜひ確認して、できていなければやらせてみてください。

マジでオススメです!!

お子さんが試合でバンバン、ヒットが打てるようになることを影ながら応援しています!

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