次男が小学2年生の時にバッティングのアドバイスと練習をした結果、劇的にバッティング技術が向上しました。
そのアドバイスをして家の中でトスバッティングをし、バッティングセンターに行ったのですが、過去最もいい当たりを連発し、空振りもバッティングセンターでの1打席20球の内、平均3球程度しか空振りをしませんでした。
バッティングに自信を無くし消極的になっていた次男・・・
数週間前、同じく野球をやっている長男と次男を連れて、バッティングセンターに行った時のこと。
次男が打席に入ると、全く打てなくなっていました。
近くにあるバッティングセンターでは100円で20球打てるのですが、1回くらいしか打てない状況。残りはすべて空振り・・・。
次男は1年生から少年野球チームに入り、1年生の割には比較的バッティングが良いほうでそこそこボールを当てることができていました。
バッティングセンターでも少なくとも球数の半分以上は当てていたのでした。
それが、雪国の冬期間、あまり野球ができない季節で、素振りが減ってしまったり、チームの体育館練習などはしていたもののC級ボールが使えない状況だったりと、感覚が鈍ってしまったようでした。
バッティングセンターで全く打てなかったその日、バッティングセンター内で泣きじゃくり、「全然打てない!!」などと喚いていたのが、親としても辛い状況でした。。
以降、自宅でのバッティング練習をさせようにも、それまでとは違い、とても消極的になってしまいました。。
今シーズン、初の練習試合で見逃し三振><
昨日、長男と次男が所属する少年野球チームで5年生以下が出場できるチームでの、今シーズン初の練習試合がありました。
次男は2年生だったので、ほとんど試合に出る機会はないのですが、試合の終盤で、それまで試合に出場できていなかった子たちが、次々と代打で指名されていきました。
そして、最終回のツーアウトで、次男が代打で起用されたのです。
相手ピッチャーはおそらく5年生。球威、コントロールもいい感じ。
背が小さくストライクゾーンがかなり小さい次男に対してもビシビシとストライクが入ってきます。
しかし、次男は1回もバットを振ることなく、3球で見逃し三振><
スリーアウトで試合終了です。。
ボールが当たらない最大の原因はバットの軌道だった
その試合で見逃し三振だった次男に対して、これは早急に克服しなければどんどんバッティングに対して消極的になってしまうと考え、再度自宅でトスバッティングから練習をさせることにしました。
バッティングフォームをチェックすると、まだまだ理想には程遠いですが、バッティングフォームのあるべき姿として、軸足に重心を残し、あごを引いて、目を切らない、というような点を指導していきました。
その後、トスバッティングをすると、それでも全然バットにボールが当たりません。
回数を重ねる度に、打てないことが続き、どんどん機嫌が悪くなり、泣きそうな感じです。。
バッティングの内容をよくよく観察していると、バットの軌道が向かってくるボールに対して、ゴルフスイングのようにアッパースイングになっている傾向にあることを認識しました。
ボールは水平的に向かってくるのに、バットはその下をゴルフスイングのように振るので、バットに当たる訳がありません。
なので、水平的なバットの軌道になるように「バットを真っ直ぐ振りなさい」と指導しました。
これが、次男にはとても効果的なアドバイスだったようです。
このアドバイス後、トスバッティングでも、次々とバットをボールに当てることができるようになっていきました。
私は次男の気持ちを盛り上げて、それまではここ最近「バッティングセンターに行きたくない」という消極的な姿勢から「バッティングセンターで1回だけやってみる」というところまで持っていくことができました。
そして、バッティングセンターに行くと、冒頭のように、過去最高の当たりを連発し、次男もとてもうれしかったようで、笑顔が弾け、「もう1回やる!」と言い、結局3回も打席に立ちました。
次男は家に帰っても、超ごきげんで、さらに「野球の練習をしたい!」と言う始末^^
バックスピンで送球をするための練習をしました。
野球に限らず、何かを克服したい時に、効果的なアドバイスができれば簡単に乗り越えられるものだなあ、と感じるとともに、その効果的なアドバイスを発見するのが、難しいというか指導者の腕の見せ所なのだなあと感じた一日でした。
もしバッティングで調子が悪いときに、アッパースイングが原因と思われる場合は「バットを真っ直ぐに振りなさい」というアドバイスが効果的かもしれませんので、ぜひお試しください^^