本記事は、スポーツ少年団認定員の資格取得を目指すことになった私、ルジュが学んだことを綴っています。
シリーズ企画として綴っていきますが、関連記事はスポーツ少年団認定員の資格取得を目指すことになりました! のスポーツ少年団認定員の資格取得に関する記事一覧にまとめてありますので、適宜ご参照ください。
【1】:スポーツ少年団組織を構成する4つの段階
- 単位スポーツ少年団
- 市区町村スポーツ少年団
- 都道府県スポーツ少年団
- 日本スポーツ少年団
【2】:スポーツ少年団に登録するための条件
- 団員は、原則として10名以上
- 指導者は、20歳以上
- 単位スポーツ少年団は、団員1名以上と指導者1名以上で構成
- 団には1名以上の有資格指導者がいなくてはならない
【3】:スポーツ少年団が公共性をもち社会的に認められるための条件
【3】-1:メンバーシップ制
入団を希望する子どもに保護者の合意を得た申請をさせ、団員となることを認めたうえで、登録料を納めてもらい、少年団員としての登録を行う。
【3】-2:自主運営と役割分担
組織の運営は、メンバーである団員、リーダー、指導者、育成母集団が役割を分担することにより組織的に行うことを原則とする。それぞれが自主的な運営のもと役割分担をして活動することで、効果的・効率的な単位団活動が実現する。
【3】-3:規約
組織を運営するためには、そのメンバーで決めた規約が必要。この規約は単位団にかかわる人びとがみんなで決め、みんなが納得できるものでなくてはならない。
【4】:スポーツ少年団を構成するメンバーとその役割
【4】-1:団員
スポーツ活動への参加やそれらの準備等をそれぞれが自主的に役割を持ちながら行う。
【4】-2:リーダー
「スポーツ少年団リーダー制度」として確立されており、地域におけるスポーツ活動であるスポーツ少年団は異年齢の青少年が一緒に活動することでその教育的な効果を果たす側面を持つ。
中・高校生を中心としたリーダーは、小学生団員の良き模範であり、また技術上・生活上での的確なアドバイスをしてくれる存在。
【4】-3:指導者
単なる実技指導に留まらず、青少年指導者としての人格・識見、豊富な知識・能力が必要。大きくわけて以下の3つの役割がある。
- 単位団の指導
- 技術の指導
- 育成の指導
【4】-4:育成母集団
中心は団員の保護者。しかし、青少年のスポーツ活動はそれ以外の地域住民の協力なくしては成り立たない。同じ地域で生活している団体・個人が育成母集団としての役割を積極的に担ってくれることで青少年のスポーツを通じた地域の活性化にもつながる。
【5】:「日本スポーツ少年団指導者制度」で定める2つの指導者資格の役割
【5】-1:認定員
地域における単位団活動の中心的指導者として、スポーツ少年団の理念にのっとり、その指導・運営にあたるとともに、単位団内における育成母集団をはじめ組織の強化をはかること。
【5】-2:認定育成員
単位団指導者の中核として、団の育成や指導にあたり、また、市区町村・都道府県スポーツ少年団の組織指導者としてスポーツ少年団の普及、活動の活性化をはかるとともに、認定員の資質向上と育成拡充に努めること。
【6】:「日本スポーツ少年団リーダー制度」で定める2つのリーダー資格の認定条件
【6】-1:ジュニア・リーダー
スポーツ少年団員として登録している小学校5年生から中学生が、日本スポーツ少年団と都道府県スポーツ少年団共催のジュニア・リーダースクールを修了することにより認定。
【6】-2:シニア・リーダー
スポーツ少年団の登録団員で義務教育を終了した20歳未満の者が、日本スポーツ少年団が主催するシニア・リーダースクールを修了することにより認定。
【7】:スポーツ少年団の4つの主な活動分野
【7】-1:スポーツ活動
- 主なるスポーツ活動
- 発育発達に適した活動
- 社会性を育む活動
- 体力テスト(運動適正テスト)
【7】-2:交流活動
- 競技による交流活動
- 競技以外の交流活動(野外活動・レクリエーション活動を含む)
【7】-3:学習活動
- 本を読む
- 絵を描くなどの創作活動
- 新聞を作って広報すること など
【7】-4:社会活動
- 地域行事への参加
- 地域への情報発信
- 奉仕活動
スポーツ少年団の組織と運営については以上となります。
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