先日、サンタさんのご配慮wによって、少年野球をやっている小学5年生の長男のもとに『ミズノ BEYOND MAX MEGA KING(ビヨンドマックス メガキング)80cm 580g』が、プレゼントが届きました。
何気なくAmazonでメガキングのレビューをみていたら「4打数、2ホームラン、1ヒット」(!)という、驚きのレビューが見かけたのでご紹介します。
Amazonで見かけたメガキングのレビュー「大誤算?」
まずは、そのレビューを以下に引用します。
「大誤算?」
5年生の息子に買いました。4年生から野球を始め、チームの中では今一つの存在でした。
チームメイトがみなビヨンドで、自分にヒットが出ないのは、バットのせいだと! それでも、私から見ると、カーボンのバットで子供には充分過ぎる性能と思ってました。
あまりにもすねるので、道具の問題では無い事を教えたくて、最新のこの製品にしました。
届いてからは、毎日素振りに夢中で、グローブが破れるほど。さて、このバットでの初打席、最新のバットで打なてないとカッコ悪い!
プレッシャーの中、初球いきなりフルスイング!、打球は伸びてホームラン! もー、大感激しました!この日は、4打数、2ホームラン、1ヒットと大活躍!
チームメイトからも大拍手で、自信を付けたのは言うまでも有りません。私としては、嬉しい誤算でしたが、それからは、練習にも気合いが入り野球がますます好きになった様です。
うちも確かに練習の意欲がアップしている
いやあ、このレビュー内容はすごいですよね。あまりにすご過ぎて現実的じゃないように思われても仕方ないくらいのレベル。。
メガキングが届いてから、どれくらいの期間を練習してから試合に臨んだのかが分からないですが、文面を読んだ感じでは、数ヶ月というスパンではなさそう。
「グローブが破れるほど。」という部分から推測するに、2週間くらいがっつり振り込んだ、という感じではないでしょうか。
「自分にヒットが出ないのは、バットのせいだと!」というくだりから、普段はホームランはおろか、ヒットも少ない様子の中、急に4打数3安打、その内2本がホームランというのは、さすがに無さそうにも思えるのですが、ここではその真偽については深く言及するつもりはありません。
ただ一つ言えるのは、以前の記事「少年軟式用『ビヨンドマックスメガキング』が我が家にやってきた」でも以下のようにご紹介しました。
普段の自主練習ではトスバッティング(ティーバッティング)を20球で1セットを5セット、合計100球をこなしていますが、「6セット打ちたい!」と言い出しました。
これはうちの長男の言葉ですが、欲しかったバットや道具だと練習のモチベーションが上がったり、気合が入ってくることがあるのは目の当たりにしました。
長男の場合は、誕生日プレゼントの際に、自分たちからや親族からのプレゼントをお金にしてもらい、それらのお金をかき集めて購入した『久保田スラッガー(軟式少年用グローブ)KSG-J4』の時も「かっこいいー!」と言って、テンションが上がっていましたので、いい道具はやる気もアップする、というのは間違いないと思います。
ヒットが打てるようになったのは練習したからでは?
今回ご紹介したレビューでは、4打数3安打、内2本がホームランですが、いいバッティングができたのは、バットをメガキングにしたからというよりも、「バットがメガキングだから」テンションややる気がアップして、バッティンググローブが破れるほど、毎日夢中で素振りしたからではないですかね?
レビュー内に「道具の問題では無い事を教えたくて、最新のこの製品にしました。」とありますが、レビューを書いた方はある意味この内容を証明したようにも思えます。
もともと使っていたらしい「カーボンのバット」でも、メガキングが届いたあとのようなバッティング練習をこなせば、打球の飛距離についてはメガキングほど飛ばないかもしれませんが、ヒットになっていた可能性は高いのではないでしょうか。
バットを手に入れたというよりも「やる気を手に入れた」のではないか
まあ、どちらにしても、最終的にバッティングやピッチングなどの野球技術の上達を望んでいる方にとっては、極端な話、上手くさえなれれば、そのきっかけは何でもいいですよね。
レビュー内容の子はたまたまチームの皆がビヨンドを使っていて、それで憧れのビヨンド(今回はメガキング)を手に入れ、嬉しくなってたくさん練習をした。その結果、バッティング力がアップした。
この子にとっては、バットを手に入れたというよりも「やる気を手に入れた」のかもしれません。
うちの長男については、メガキングにしてから、まだチーム内の紅白戦を1回しただけで公式戦での使用は無く、来シーズンの公式戦=6ヶ月後まで試合がありません。
そのような中、「早くメガキングで試合がしたい」と言っていました。
「道具が人をやる気にさせる」ということもあるので、子どもが欲しがっている道具がある、などのケースでは、こういう効果が期待できるかもしれないので、何かの上達を目指している際には一考の余地がありそうです。
※2020/5追記:今なら「ギガキング」ですね。弟はギガキングを買いました!