昨年シーズン終わりくらいから、我が家の野球少年の息子達の食を支えようと決意し、頑張っている訳ですが、もともと料理が得意な訳ではないので、なかなか完璧にはいかず日々勉強中です。
勉強していくうちに気づいたこととして、食事に気を使う以前の食事は、随分と鉄分の足りない食事をしていたなぁということ。
無知というのは本当に罪なものです。
長男にとっては小学校最後のシーズンです。
長男本人も悔いのないシーズンにしたいだろうし、母の責任も重大です。
料理が得意じゃないとか、栄養について詳しくなかったでは済まされませんね。
この数ヶ月で鉄分をしっかり摂る食事に改善しました!
「鉄」とは何か?
うちの息子達は、体格は小さい方です。
野球をするには、体の大きい子よりも不利かな~って悩むこともあります。
でも、成長も個人差があるので、他の子より小さいと嘆いていても始まりません。
強い体を作るために欠かせないものは、体の大きさに関係なくみんな同じ。
そこは手を抜かずしっかり管理していきます。
私もそうでしたが、やはり最近の子達は鉄分が不足しがちなんだそうです。
「鉄」というのは、ミネラルの一種で人間にとても必要な栄養素なんです。
鉄は、人間にとって必要な「酸素」を全身に運ぶ役割や、病気や細菌などから体を守る免疫力の維持にも欠かせません。
しかも、体の成長に必要な栄養素であるため、成長期である今は一生の中でもたくさんの鉄分が必要となる時期なんです。
鉄分を多く含む食材とは?
では、どんな食材に鉄分が多く含まれているのか。
私も無知だったので、調べました。
鉄の中でも吸収率が高い「ヘム鉄」というものを多く含んでいるのは、マグロやカツオ、赤身の肉(ヒレやモモ)、レバー、貝類などの動物性食品。
吸収率があまり高くない「非ヘム鉄」を多く含んでいるのは、ひじきや海苔などの海藻、胡麻やアーモンドなどの種実類、大豆製品、ホウレン草などの色の濃い野菜で植物性の食品です。
また、この鉄分は「クエン酸」や「ビタミンC」を多く含む食材(柑橘類、果物、野菜全般)を、鉄分と一緒に摂ると吸収率が上がります。
食事中に気をつけること
食事と一緒に摂る水分は、緑茶・コーヒー・紅茶は避けましょう。
これらには、「タンニン」を多く含んでおり、タンニンは鉄の吸収を妨げてしまうんです。
どうしても飲みたい時は、食間に飲むようにした方がいいんです。
うちの息子達は、これらの飲み物を飲む習慣がないので大丈夫かな。
食事中の飲み物は、牛乳・ミネラルウォーター・麦茶がいいですね。
食事改善を始めてからカツオやホウレン草をよく食卓に出すようにしたり、大豆製品も積極的に食べさせたり、おやつにアーモンドを買ったりして気をつけています。
鉄分だけ摂ればオッケーという訳ではありませんが、不足することのないように気をつけたい栄養素だと思います。