我が家の息子達はお肉が大好き! 唐揚げなんて言ったら万歳するほどです。
でも反対に主菜が魚だとテンションが下がる。私にバレないように気をつけてるみたいだけどバレバレ。
私自身も魚もお肉と同等に好きになったのは大人になってから。子どもの頃は断然、魚よりお肉の方が好きでした。よく子どもの頃に母に「お魚は体にいいんだよ」って言われていた気がするけど、お肉は体にいいとはあまり言われないような…
ということは、お肉より魚の方が体にいいの?
野球を頑張ってる息子達にはどっちがいいの?
小ぶりな息子達には、お肉をたくさん食べさせないと、と思っていたけど、実際はどうなんでしょう。
野球少年にとっては、肉も魚もどちらも大事!
体の筋肉を作るたんぱく質は、お肉だけでなく魚にもちゃんと含まれているんです。
だから、どっちがいいなんてことはないんです。
でも、野球少年達は大半が肉派かと思いますが、何がいけないって主食が肉ばっかりになってしまうこと。
たんぱく質が摂れるという共通点はあるけれど、脂の量や質、含まれる栄養素が違うから、どちらかばかり食べていると、どちらかの栄養素しか摂れないのです。
肉の脂は旨味があって、ご飯がすすむし、魚の脂は血の流れを良くしたり、脳の働きを良くする作用がある、というようにどちらも体に必要な食べ物なのです。
できるだけ、片寄ることのないようにメインのおかずとして取り入れたいものです。
スポーツをする子ども達に不人気の、魚のメリット
意識して食卓に魚を取り入れたとしても、やはり子ども達は肉が好き。
そこで、母である私がどうして魚も肉と同じくらい食べた方がいいのか、子ども達に説明できなくてはいけませんね。
魚の脂は先ほども書いたように血液をサラサラにする効果がありますが、動物の肉の脂身は、血液の粘度を上げたり悪玉コレステロールを増やす原因になるので、全く逆の働きがあるんです。
また、魚には小魚など小骨や内臓もまるごと食べられるものもあり、生命体をまるごと食べれば、難しく考えなくとも必要な栄養素をいろいろ摂ることができるのです。
刺身や焼き魚というふうに食べ方も限定しないで、つみれにしたりそぼろにしたり、市販のちくわや魚肉ソーセージ、はんぺんなんかも活用して、子ども達にも魚をお肉と同じくらい食べる習慣をつけさせたいですね。