2016年の日本シリーズは、北海道日本ハムファイターズが日本一になりました。
その後、2016年10月30日付けの「デイリースポーツ online」の記事で、大谷翔平選手の手記が掲載されていたのですが、「どういうところに身を置くかって、すごく大事」という部分が少年野球でも全く同じことが言えます。
本記事ではこの点について、実体験をもとに解説します。
「どういうところに身を置くかって、すごく大事なことなんだということが分かりました。」
まず、前述の記事より、大谷選手の手記の一部を引用します。
「プロ4年目で日本一。あのとき日本ハムに
入れていただいて、本当によかったなと思っています。高校のころメジャー球団の方々からも熱心に誘っていただき、
メジャーで勝負してみたいという気持ちも持っていました。考え抜いた末、日本ハムに入りましたが、
この4年間を振り返ると、これ以上ない環境の中で
プレーさせていただいたと感謝しています。あのときの選択は間違っていなかったと。
自分が成長していく上で、
どういうところに身を置くかって、
すごく大事なことなんだということが分かりました。」
もう散々いろいろなところで言われていることですが、日ハムでなければ、栗山監督のもとでなければ、本格的な二刀流に挑戦する機会は無かったかもしれません。
大谷選手は本当に、理解あるチーム、指導者に恵まれたのだなあと思います。
この大谷選手の手記の中で、私が最も共感した部分は、引用部分の太字にした箇所で、これは少年野球でも同じでした。野球以外でも学校や会社などでも同じことが言えるなあと、もう本当につくづく思うのです。
少年野球のチームでも、全然違う
以前の記事『少年野球チームを辞めて別チームに移籍したら最高に幸せになった』でも書きましたが、我が家では、少年野球をしている小学5年生と3年生の息子がおり、長男が4年生、次男が2年生の6月に諸事情により少年野球チームを退団しました。
それ以上、そのチームにいること事態が、家族全員にとって大変困難な状況でしたので、次のあてが全く無いまま退団したのでした。
ただ、幸いにも翌月の7月から別の少年野球チームでお世話になることができ、また少年野球を続けることができました。
詳細については控えさせていただきますが、今となっては子どもたちも楽しく野球をしており、どんどん上達しています。
こういう実体験があったので、先ほどの大谷選手の、
「自分が成長していく上で、
どういうところに身を置くかって、
すごく大事なことなんだということが分かりました。」
という部分を、心の奥底から共感しているのです。
人生を充実させる要素の一つ「誰とやるか」
もし、うちの子たちが無理をして、以前のチームにい続けた場合は、野球が嫌いになっていたかもしれません。
以前、このブログでも、
野球は害悪でしかありません。
恨みしかありません。
失われた四年間を利子つけて返すまで子々孫々末代まで呪い続けます。
というコメントをいただきました。
よほどのことがあったかと思われますが、そのお気持ち、ものすごくよく分かります。。
これは、そういう境遇に置かれなければ理解できないことだと思います。
この方は退団したり、チームを変えるということができなかったのでしょう。どのような内容かは分かりませんが、さぞ辛い四年間だったことでしょう。想像するだけで心が痛みます。
うちも、チームを退団するほどのことがありましたからね。
野球の上達という面でも、指導者によって全然違います。
何事も、自分の努力もさることながら、
誰とやるか
というのが、人生を充実させる要素の一つであることに違いありません。
野球で言えば、ちょうどこの時期はチームを卒団し、次の新しいチームをどうするかを考えている方も多いと思います。
チーム選び、指導者選びは、今後の人生を左右する重要な要素のひとつですので、納得いくまで体験や見学をして決めることをお勧めします。