我が家の小学5年生の長男が学校からいただいてきた学年通信で、担任の先生が執筆した家庭学習の必要性を解説した文章が、家庭学習のみならず、うちの兄弟がやっている少年野球やスポーツ全般を取り組んでいる方にとって、大変参考になる、金言レベルの素晴らしい教えでしたので、シェアします。
学習が身に付くまでの3つの段階
学年通信では、家庭学習の必要性を解説されており、家庭学習が必要な理由を「学習が身に付くまでの3つの段階がある」という切り口で述べています。
その3つの段階とは、
- わかる
- できる
- いつでもできる
の3段階とのこと。
「わかること」と「できること」の差
これら3つの段階には当然差があり、まずは、「わかる」と「できる」の差から解説が始まります。
例えば、学校で先生の話を聞き、「わかった」と思ったとします。
しかし、家で自分一人でその問題を解こうとすると、「アレ?」っと分からなくなることってありますよね。
このように、一旦頭で理解したことを「わかる」という段階、自分一人でできるほど身に付けた段階を「できる」という段階としています。
噛み砕いて表現すると「わかる」は頭だけで一時的に覚えること、「できる」は体で覚えること、と言えそうです。
「できること」と「いつでもできること」の差
前述の「できる」は体で覚えるという表現をしましたが、一度体で覚えるとそう簡単には忘れないものの、全く同じ状態でアウトプットを出し続けるのも、また難しいことです。
プロスポーツ選手の例があったのですが、「できるようになったことを、いつでもできる状態にしておくために基本練習を繰り返す」とありました。
これはすごいわかりますね。うちの場合は少年野球をやっているのですが、自主的な朝練を続けて投げ方のフォームを作っていても、長男の体調不良で朝練が4日間できない時期があった際は、もうフォームが崩れていました…。
たった4日間練習ができなかっただけでフォームが崩れるとは…。やはり練習は継続し続けないとダメなんですね。
まとめ
勉強でもスポーツでも、「いつでもできる状態にしておく」のが大切。
そのためには、できるようになったら、繰り返し練習することが必要。内容によっては練習し続けならないということ。
「わかる、できる、いつでもできる」の3段階を理解して、勉強やスポーツの上達を目指しましょう。