少年野球の練習

5年生の長男が少年野球を始めて3年半で初二塁打!しかも1試合で2本!ここまでのバッティング練習内容まとめ

(本記事の掲載時)うちの小学5年生と3年生の兄弟は少年野球チームに所属しているのですが、5年生の長男が先日の公式戦で始めて二塁打(ツーベースヒット)を打ちました^^v

ちょっと前に二塁打を打つ前に、初の三塁打を放ったのですが、遂に二塁打を打ったのでした。

長男は2年生から少年野球をしているので、ここまで来るのに苦節3年半。。小柄で力の無い長男にとっては二塁打は一つの目標でした。

少年野球を始めて、まだ二塁打を打てていない場合や、ヒットもまだあまり打てない…という方の参考になればと思い、これまでやってきたバッティング練習(主に自主練習)についてまとめます。

小学2年生時代

2年生になると同時に少年野球チームに入団。

自主練習でのバッティング練習は、素振りや、土日に穴の開いた軽いボールを投げて打つというティーバッティングを少々。

この頃はどちらかというと、「投げる」「捕る(捕球)」が大きな課題であったため、自主練習では守備練習の割合を多くしていました。

また、2年生なので「まだあまり練習量を増やすこともないかな」という考えもあったことや、秋くらいまで私の仕事が忙しく、今ほどの練習量ではありませんでした。

小学3年生時代

悔しい思いから朝練を開始

3年生になったと同時に、近所の仲のいい長男の友人2人が少年野球チームに入団。彼らよりもうちの長男が一年早く入団して練習していたものの、入団した時点で友人たちの方が野球が上手いという事態に。。

「野球センスがある」というのは長男の友人たちのようなことを言うのだと実感しました…

体格も長男は平均よりも小柄で、友人たちは平均よりも大きい…

悔しがる長男と話をして「野球が上手くなりたい」という意思を表明したため、「とにかく練習しよう」ということで朝練を開始。忘れもしない2014年5月14日から朝練を始め、現在も続けています。

バッティング練習を含めた朝練メニューや内容については以下の記事をご覧ください。

» 【少年野球】我が家の朝練メニュー公開!これで効果がありました!
» 少年野球で上達するのに朝練習が最適だと思う3つの理由

重いバットで大失敗…

また、3年生になった際に買い与えた新しいバットが大失敗!

チームでのフリーバッティングでコーチが投げるボールが一球も当たらないという事件が発生。。どうも長男にとっては重いバットだったようで、練習慌てて軽いバットに買い換えました。。

この点については、以下の記事で詳しく解説しましたのでご覧ください。

» 少年野球でバットにボールが当たらない理由のひとつは「バットが重い」こと【事例あり】

3年生のシーズン終了後の11月以降

左バッターに転向

シーズンも終わろうとしていた秋ごろ、所属していた少年野球チームのコーチが、運動会でリレーの選手になっていた子たちに対し、「足が速い特長を活かして左バッターをやってみたらどうか」という提案がありました。

長男は体格は小柄でしたが、生まれつき足だけは速かったのでリレーの選手に選ばれており、この提案に自ら手を上げたのでした。

それまで、朝練でジップヒットを使った練習を繰り返していた時期で、4年生以下の試合でヒットが出るようになり、秋には初の1試合で2本のヒットを打ちました。

右バッターとしてようやくヒットが打てるようになってきた時期ではありましたが、長男の希望を尊重し、このシーズンの試合が終了してから左バッターに転向することにしました。

左バッターのメリットや練習メニューについては以下の記事をご覧ください。

» 少年野球で右投げ左打ちに転向! 左打ちのメリットや有利な点は?
» 少年野球で左打ちに転向直後の練習メニュー事例

自宅に野球練習用の部屋を構築

左バッターに転向した11月以降は、雪が降る地域なので、寒すぎて外での練習ができません。

どうしたものかと考えた結果、寝室を野球練習部屋として構築し、バッティング用のネットを楽天で購入。ここでトスバッティング(ティーバッティング)やなげる~んを使って投げるフォームを作ったり、インナーマッスルを鍛えていました。

野球練習部屋については以下の記事をご覧ください。

» 我が家の自宅に構築! 家の中でできるトスバッティング練習場を公開!

6ヶ月間で平均週6日、毎日100球で合計14,400回以上のトスバッティングを繰り返し行う

この野球練習部屋は大変重宝しており、今も大活躍!

夏場でも雨の日にここでトスバッティングができますし、夏場で晴れの日の朝練では、この部屋でトスバッティングを100球打ってから近所の公園でキャッチボールやピッチング練習、ノックなどをしています。

バッティング練習は家の部屋、ピッチングや守備は外での練習というように、うちでは効率性や効果面を総合的に判断して、完全に切り分けて練習しています。

雪が融ける翌年の4月くらいまでは、家の中でのトスバッティングを中心にバッティング練習をしていました。

11月から翌年の4月までの6ヶ月間で平均週6日、毎日100球で合計14,400回以上のトスバッティングをこなしているはずですが、これくらい練習すると右打ちから左打ちに転向しても、なかなかいい振りになってきているのが明らかに分かりました。

この6ヶ月間の練習で、それまで2年生から右バッターだった1年7ヶ月間のキャリアよりも、バッティング能力が高くなっている予感を感じていましたが、その後の試合結果を見ると、その予感は正しかったです。

あと、冬の期間に野球練習部屋での朝練では、なげる~んを使った練習をしていましたが、左手でも、右手と同じ回数だけ振り込みますので、体の左側を使うという意味でも、左打ちに貢献したと考えています。

なげる~んのDVDでも「バッティングにも有効」とあったのですが、効果はあると思います。

3年生終業まえの2月

野球スクールに通い始める

それまで水泳のスクールに通っていた長男ですが、通常クラスの進級テストに合格し、今後はタイムを競うようなクラスになるということでしたが、水泳の基本はできるようになったので、水泳は一旦終了し、比較的近くで行われている野球スクールに通うことにしました。

平日週一回で、ちょうど所属している少年野球チームの平日練習が休みの日に、この野球スクールがあり、その日によって守備メインの練習か、バッティングがメインの練習かのどちらかを集中して練習するスタイルです。

普段は近隣のライバルチームの子たちもおり、いつものチームとは指導者も仲間も違う環境で、良い刺激を受けながら練習に励んでいます。

バッティングについても、この野球スクールで教わったことや、練習が打撃向上につながっています。

なお、この野球スクールには今も継続して通っており、通い始めてから2年4ヶ月ほど経ちました。

このように、野球スクールやポルテと少年野球チームを併用するのも野球技術向上に有効です。

ポルテについては以下の記事をご覧ください。

» ポルテと少年野球チームはどちらがいい?
» 野球の高い技術を身につけさせるためにはポルテと一般的な少年野球チームのどちらがいいか?

4年生時代

4年生から5年生の3月までは、これまでの練習をひたすら継続していました。

夏の朝練は、自宅の室内でトスバッティングを100球こなしてから、外でキャッチボールやノックなどの守備練習、冬も自宅の室内で同じくトスバッティングを100球こなし、あとはなげる~んを使った練習です。

左バッターに転向して、初のシーズンとなる4年生時代の開幕。

3年生の秋くらいに、右バッターとしてようやくヒットが出てくるようになっていた長男は、4年生のシーズン開始とともに、左バッターになったばかりでしたが、既に3年生の秋くらいの時以上のバッティング技術が付いていました

これはひとえに、日々のトスバッティングのたまものだと思います。

うちの長男の場合は、左バッターに転向しても、半年間、毎日トスバッティングを100球こなせば、4~5回に1回はヒットが出るようになりました。

バッティングの基礎はトスバッティングがとても有効だと思いますので、おすすめです!

5年生の3月中旬から現在まで

このブログで度々ご紹介している、2014年に日本一に輝いた少年野球チーム「和気軟式野球クラブ」(現在は廃部)。

この和気さんのバッティング練習内容が記事になっている『Hit&Run(ヒットエンドラン)』の2015年3月号を購入し、我が家の朝練メニューに取り入れてみました。

すると、これがものすごい効果がありました!

この練習をするようになってから時系列でご紹介すると、以下のようになっています。

  • 1ヶ月経過→試合で強い打球を打つようになった
  • 1ヶ月半経過→長男初の外野手越え(ライトオーバー)。ツーアウト満塁からの3点打に! 翌日の試合では初の三塁打!
  • 3ヶ月経過→初の二塁打!しかも一日で2本も!←イマココ

今年からバットをテックエースライトにしたり、普段からの練習も関係しているとは思いますが、長男のバッティング力に最も影響を与えたのは、この練習方法だと考えています。

関係する記事を書いていますので、ぜひご参考ください。本当におすすめの練習方法です^^

まとめ

今年の3月から始めた、和気さんのバッティング練習をするようになってから、長男のバッティング技術がワンランク上にアップしたように思います。

今後も引き続き練習をしながら、さらに上を目指し、今度はホームランが打てるように、息子たちをサポートしていきます。

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