(本記事の公開時)我が家では現在小学5年生と3年生の兄弟が少年野球チームに所属して、日々練習に励んでいます。
最近、6年生主体のチームで大きな大会がありましたが、予選から含めると100チーム以上の中から上位10%以内に入ることができました! 5本指まであと一歩……本当、惜しかったです(あまり詳しく書くといろいろあるかもなので、若干数字をぼやっとさせています)
長男は5年生ですが、レギュラーとして試合に出場。強豪チームの6年生ピッチャーを相手に先日も強い打球を打つことができ、レフト前ヒットを打ちました^^v
最近は上級生が相手の中で、1試合に3打席回ってくると1本はヒットかバントを決めるようになり、三振もほとんど無くなりました。
もちろん、ここまで来るのには試行錯誤や練習の積み重ねがあり、長男が3年生の時はチームでのバッティング練習中、バットにボールが一球も当たらず泣いたりしていたこともありました。
バットにボールが当たらない理由は子どもによって違いがあるとは思いますが、なかなか子どもが打てない時にまず真っ先にチェックすべきは「バットが重い」ものを使っていないか、ということ。
本記事ではこの点について解説します。
一球もボールを打つことができなかった理由は「バットが重かった」から
長男が3年生になった時に、それまで使っていたバットを1年生になった次男に使わせるため、長男に新しいバットを購入することにしました。
スポーツ店でバットを購入する際は試しに振ってみて、それほど問題なさそうに見えていましたし、その新しいバットでしばらく練習していると、チームの練習中でもそこそこ球が当たっていたのですが、ある日、チームでのフリーバッティングで、長男が20球前後の投球に対して、1球もバットに当たらないという事態が発生しました。。
その時、コーチからは「バットが振れていない」ということでした。
確かに長男のスイングをよくよく見てみると、本人は水平にスイングしているつもりでもバットが重くて沈んでいる軌道になっていました。
アッパー気味で下向きに弧を描いているイメージです。
私もこの時は息子たちに対する指導経験が乏しく、スポーツ店で見た、身長とバットの長さや重さの目安を見てバットの購入をしたつもりでしたが、どうも目安の範囲の中でも最も長くて重かったようでした。。完全に大失敗ですね……
特にうちの子たちは身長も低い方で力が無いタイプですので、なおのこと振りづらくなってしまったようです。
慌てて軽いバットを購入し、練習を積むことでヒットを打てるようにはなったのですが、次にそのバットの長さと重さの事例をご紹介します。
身長122cmの小学3年生が使った重いバットの例
長男が3年生の時の身長は122.4cmで体重が22.4kgとかなり小柄な方です。
それまで使っていたバットは長さ70cmの重さ410gのバット。
新しく購入したバットは長さ74cmの重さ525gのバット。これが全然振れませんでした。。
更に新しく購入したバットは長さ72cmの重さ400gのバット。
実は更に新しく購入したバットは最初に使っていたバットよりも2cm長いのですが、重さは10g軽いのです。
長男はこのバットで練習を積み、そのシーズンの秋には初めて1試合で2本のヒットを打つことができました^^ (4年生以下の大会です)
現在3年生の次男はこの重さ400gのバットを使っています。
まとめ
野球を始めて間もない子や経験の浅い子でなかなかバットにボールが当たらない場合、重そうなバットを使っているケースを見かけます。
本人の体格や力以上に重いバットだと、思った通りのスイングができずアッパー気味の振りになってしまい、空振りが多くなってしまいます。
子どもがなかなか打てない、という場合はバットが重くないか、長すぎないかチェックしてみてください。
野球チームに所属している場合は、他の子の軽いバットを借りて試しに打たせてもらうなどするのもいいですね。
バットが軽いとボールが当たっても飛距離が出づらいかもしれませんが、バットが重くて当たらないよりはいいと思いますので、特に最初は軽めのバットをオススメします。
慣れてきたら少しずつバットを長く、重くしていきましょう。
数年使う前提でちょっと長め、重めのバットを買ってしまうと、全然打てなくて辛い思いをしたり、結局バットを買い換えることになったりするのでお気をつけください。